Windows ISO作業台
WindowsでISOファイルを編集する
Windows 10/11はISOをマウントできます。ドライバ用フォルダを足す、余った言語パックを消す、その結果を新しいイメージとして残す、という操作は別です。「ISO 編集 Windows」で探している作業は、保存まで含んだ編集です。
エクスプローラーではISOを編集できない理由
ISOをダブルクリックすると仮想DVDになります。読む用途には十分です。そのドライブへフォルダをドロップして保存する、という操作はありません。割り当てられたドライブ文字は、完成済みイメージの読み取り専用ビューです。拡張子をいじっても、中身は書き変わりません。
有料スイートが残っているのは、この隙間が実在するからです。無料エディターが意味を持つのは、新しいイメージを実際に書き出せるときだけです。マウント専用ツールでは足りません。
フォルダから作り直すより、ISOを直接触るとき
イメージの大半が正しいときです。WindowsセットアップISOにドライバを1つ足す、Linux ISOにkickstartを置く、余ったreadmeを消す。一から組むならフォルダから再作成した方がきれいです。数GBのイメージでファイルが2つ、というときは直接編集の方が速いです。
手順
- 先に展開しない。 数GBのWindowsイメージを、ファイル1つ足すためだけに全部出す必要はありません。Disc Studioでファイル → イメージを開くを選びます。左がイメージのツリー、右が一覧です。ISO、BIN/CUE、NRG、MDF、CCD、DMG、WIM、VHD、ZIP、7zなども同じ入口です。
- 今回必要な変更だけ行う。 ホスト側のファイルはツールバーの追加(イメージ → ホストファイルを追加)、不要な項目は削除、パスが要れば新規です。起動に使うイメージなら
bootとefiは残してください。 - 名前を付けて保存で新しいISOにする。 唯一のコピーへ上書きしないでください。名前を付けて保存でISOを選び、元ファイルはマスターとして残します。出力はISOのほか、DSIM、2048または2352のBIN/CUEも選べます。
- 保存したファイルを一度確認する。 新しいISOを開き直すかマウントし、追加したパス、消したパス、ボリュームの見た目を確認します。インストーラーなら、予備のUSBか仮想マシンで試してから渡してください。
壊れにくい編集の例
- Windowsセットアップへ
$WinPEDriver$やOEMドライバ用フォルダを置く autounattend.xmlや、Linuxのkickstart / preseedを足す- 使わない言語パック、ドキュメント、残りもののreadmeを消す
- スクリプトや設定を1つ差し替え、ツリー全体は触らない
これでは直らないこと
ファイル一覧をいじっても、コピー制御のかかった市販ディスクは解けません。途中で切れたダウンロードに、欠けたセクタが生まれることもありません。PowerISOのDAAはこのビルドでは開きません。
必要なのが数ファイルなら、ISOを書き直さず 選択したパスだけ取り出してください。保存できる無料エディターの条件は 無料ISOエディター に書いてあります。手元がBINとCUEの組なら、先に ISOへ変換 した方が扱いやすいことがあります。
次によく来る質問
展開せずにISOを開けますか?
開けます。ファイル → イメージを開くです。全部取り出してから足す必要はありません。
boot や efi を消すと起動しなくなりますか?
その可能性があります。置き換えるつもりがないなら、それらのフォルダは触らないでください。
元のISOへ上書きしてよいですか?
できますが、先に名前を付けて保存してください。失敗した保存で唯一のコピーを消さないためです。
保存したISOの確認方法は?
もう一度開くかマウントし、足したファイルと消したパスを見ます。インストーラーなら予備媒体で試してください。